森林生物 アマミイシカワガエル



更新日:2020/03/16
和名:アマミイシカワガエル
学名:Odorrana amamiensis 
    カエル目
分布:奄美大島の固有種で、鹿児島県の天然記念物。環境省の絶滅危惧IB類。
説明
日本のカエルの中で最も美しいという評判がある。そのためか、国内外で繁殖されている。こうした個体を自然環境下に放すと、(1)飼育下で感染した病気を野外個体群にうつす可能性があり、(2)異なる場所の個体群の遺伝子による遺伝子汚染が考えられるので、必要がない限り絶対にしてはならない。山地の森林に棲み、林床の伏流水に冬期産卵する。区別点: 体表にイボが多いので、ハナサキガエル、アオガエル類との区別は容易。鳴き声:遠くから聞くと、ヒョーッ、と聞こえる。近くではクオッと聞こえる。
           
アマミイシカワガエル成体

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