和名:ヒゲナガモモブトカミキリ |
学名:Acanthocinus orientalis Ohbayashi |
コウチュウ目カミキリムシ科 |
分布:北海道・本州・四国・九州・対馬・屋久島 |
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説明 成虫の体長9~14mm。成虫は6月から8月にかけて出現して、マツ類の衰弱木や伐倒木に集まり、産卵する。孵化した幼虫は樹皮や樹皮下を摂食する。材入して蛹室を作るものもいるが、樹皮下に作るものが多い。マツ枯れの病原体であるマツノザイセンチュウは、本種の蛹室にはほとんど集まらないため、本種はマツノザイセンチュウを媒介しない。従来、日本産は2亜種(北海道に分布するヒゲナガモモブトカミキリと本州以南に分布するホンドヒゲナガモモブトカミキリ)に分けられていたが、1996年に統一された。 |