日本産カミキリムシ画像データベースについて

   このデータベースは 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 に保管されている日本産カミキリムシの標本を画像化したものです。
   カミキリムシは多くの森林害虫を含む、甲虫の仲間の大きなグループです。1980年時点で約35,000種が世界から知られていましたが、その後も新たな種が記載され続けているため、現在ではその数はおよそ37,000種と推定されます。
   日本から記録されている種は、ホソカミキリムシ科、カミキリムシ科(ニセクワガタカミキリ亜科、ノコギリカミキリ亜科、クロカミキリ亜科、ハナカミキリ亜科、ホソコバネカミキリ亜科、カミキリ亜科、フトカミキリ亜科)の約750種ですが、未整理のグループや多少の未記載種が残されています。また、国外から移入されたと考えられる種も報告されており、それらもこのデータベースに含まれています。
   日本の全種を示したいのですが、すでに絶滅したと思われる種や大変珍しい種もあり、ここでは670種程度しか示しておりません。しかし、種内変異の顕著なものについては主要な変異を掲載したうえ、全個体について上面からの画像の他、側面と顔面の画像も入れており、これらの点に関しては他に例がないと思います。
   なお、標本については、多数の方々の協力を仰ぎました。お名前は掲載しませんが、厚くお礼を申し上げます。

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